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RFルーカス、物品位置のマップ表示機能を効果検証

2020年2月25日 (火)

サービス・商品RFルーカス(東京都港区)は25日、RFIDの位置特定技術で在庫・物品の位置を自動取得し、デジタルマップ上に表示する在庫・物品管理システム「ルーカスマッピング」を2月1日に先行リリースしたことを発表した。

同システムは、RFIDタグが貼付された在庫・物品の位置を高精度に特定する独自技術を活用し、入出庫、棚卸、マッピング、レーダー探索などの機能を盛り込んだもので、ハンディリーダーで読み取るだけで在庫・物品の位置を自動取得してデジタルマップ上に表示する機能が新たに追加された。

同社は、アステラス製薬やジップ(岡山県瀬戸内市)にシステムを先行導入するほか、JR東日本の横浜支社内で実証実験を行うなど、効果の検証を行う。

RFIDタグは、電池交換不要で5~10メートル先から一括読み取りできるため、効率的な庫内作業を実現するものとして注目を集めており、価格も下がったことで近年急速に普及が進んでいる。同社は、安価なRFIDタグと独自の位置特定技術を組み合わせることで、これまで見えなかった実世界のモノの情報を、ロケーションを含めて可視化。今後はロケーションデータを生かした付加価値の高いサービスや、自動走行ロボットと組み合わせた無人読み取りなど、さらなる効率化・省人化に取り組んでいくという。