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商船三井社長、入社式で「環境変化への対応」求める

2021年10月5日 (火)

(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は4日、33名の新入社員(海上新卒採用9名、陸上キャリア採用24名)を10月1日付で迎え、同日に入社式を実施したと発表した。

橋本剛社長は新入社員へのメッセージで、ことし4月に20年ぶりに改定したグループ企業理念で「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらきます」との言葉を重要なコンセプトとして掲げたことを説明。「今後も海運業が重要であり続けることは変わらないが、近年、海洋事業・港湾物流事業・不動産事業といった周辺分野にもビジネスが広がってきている。これは環境の変化と共に会社自身も変化を遂げつつあることの表れだ」と話した。

さらに、環境問題への対応について、「海運業は船を運航していることから、温室効果ガスを多く排出する産業だ。今年6月に発表した『商船三井グループ 環境ビジョン2.1』で、温室効果ガスの排出量を徐々に削減していき、最終的には2050年までにネットゼロ・エミッションを達成するという目標を掲げている」として、社会環境の変化に対応しながら、環境・サステナビリティ分野にも力を入れていく局面にあることを強調した。