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JILSロジ研究会、生産性KPIと置き配検討

2024年8月20日 (火)

ロジスティクス日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は20日、ロジスティクス研究会の第3回会合を7月16日に実施したと発表した。今回の会合では、研究会メンバーの2社が自社の取り組みを発表し、その内容についてディスカッションが行われた。

コヒーレント・コンサルティング(千葉県鎌ケ谷市)は、SCM(サプライチェーン管理)の生産性を評価するKPIがなく、部分最適な指標に基づいて日常のオペレーションが行われているとし、生産性評価での問題の本質は時間軸を考慮した評価がされていない点である点を指摘。新しい生産性KPIとして、時間軸を考慮することで改善の定量化が可能な面積原価利益率(ROTIC)を提示し、さまざまなSCM改善仮説の検証が実現可能であるとした。

SBSリコーロジスティクス(東京都新宿区)は「“置き”サービスについて」と題し発表。BtoBからBtoCへの事業拡大を検討する際、置き配の現状分析からtoC配送の拡大を進めるには置き配の利用拡大がポイントとなると仮説を立てた。SBSグループはメルカリとの連携による「エコメルカリ便」など具体的な取り組みに着手する一方で、オートロック付きマンションや宅配ボックスの不足などを今後の課題に挙げた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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