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ロジスティクス物流業界のラストワンマイルのDX（デジタルトランスフォーメーション）を目指す207（ニーマルナナ、東京都⽬⿊区）は6日、環境エネルギー投資、Logistics Innovation Fund、Headline Asia、DG Daiwa Venturesの計4社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額で5億円の資金を調達したと発表した。サービスの機能追加や外部システムとの連携機能開発および、さらなる事業拡大やサービス成長にむけた採用活動を強化する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」の高まりでEC（電子商取引）サービスの普及がさらに進んでいる。ラストワンマイルの現場では、人材不足や新人教育コストの増加、再配達問題、属人的管理作業の慢性化など、課題が山積している。
207は、このような社会課題を解決すべく「いつでもどこでもモノがトドク世界的な物流ネットワークを創る」をコーポレートミッションに掲げ、2019年9月より物流・配送利用者向けに再配達問題を解決する「TODOCU」（トドク）、2020年2月より配達員向け配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」の提供を開始。2020年5月には空き時間を利用して荷物を配達するシェアリング型宅配サービス「スキマ便」、同年12月には物流・配送事業者向けの配送管理システム「TODOCUクラウド」の提供を始めている。
今回調達した資金で、「TODOCU」に配送状況のリアルタイム確認を実現する機能を追加するほか、「TODOCUサポーター」の集荷関連業務を集約し業務効率化を実現する機能を加える。「TODOCUクラウド」については、物流会社や荷主のシステムとの連携機能の開発に取り組む。
