行政・団体ラストワンマイル配送の業務効率化ツールを開発する207(ニーマルナナ、東京都目黒区)は6日、同社の配送管理サービス「TODOCU(トドク)クラウド」が、経済産業省のIT導入補助金対象に認定されたと発表した。補助対象となる中小・零細事業者は、導入費用の最大50%を補助金として申請可能になる。
TODOCUクラウドは、ラストワンマイル配送における非効率業務をデジタル化するもので、荷物伝票の管理、動態管理、配送状況のリアルタイム管理、配送員への荷物の振り分け、配送員名簿の管理、宅配ボックス有無の可視化、配送情報メモの共有など機能を有する。また、読み取りにくい手書き伝票を同社のオペレーターが代理登録する「手入力サポート機能」も提供している。
加えて、配送員向けのアプリ「TODOCUサポーター」も提供。同アプリのOCR(光学文字認識)による荷物登録サポート機能やSMSでの在宅回答依頼送信機能、置き配依頼受付機能、受取人とのチャット機能などを活用することで、配送業務のさらなるDX(デジタル・トランスフォーメーション)が実現可能としている。