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レンティオ、15億円調達で物流機能増強などに充当

2021年10月19日 (火)

産業・一般家電お試しサービス「Rentio」(レンティオ)を手がけるレンティオ(東京都品川区)は19日、ファーストクローズで15億円の資金調達を完了したと発表した。物流パートナーとの連携強化を図るとともに、商品ラインアップの拡充などの原資とする。今回の資金調達を契機として、早期に流通取引総額100億円を実現する事業投資に取り組む。

今回の発表での資金調達は、日本GLPグループであるモノフルのグループ会社をリードインベスターとし、既存株主であるグロービス・キャピタル・パートナーズによるエクイティ出資で構成される。ことし11月にも追加の資金調達を予定しており、今回のラウンドにおける調達総額は20億円となる予定だ。

レンティオは「買う前に試す」「必要な時に必要な間だけ使う」といった新たな消費行動を提供するサービスとして、事業規模を広げてきた。サービス開始から6年になる現在は、商品数2900種類、在庫保有数8万点の規模に成長。ことし9月末時点における累計注文数は50万件を超える。今回の調達によって得た資金は、商品ラインアップ拡充のほか、新たな物流システムやメンテナンス体制強化投資に活用。潜在層へのアプローチのための認知度向上に向けたマーケティング、人材採用などにも投入する。