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香港日通、医薬品の適正流通基準となる認証を取得

2021年10月26日 (火)

国際日本通運は26日、香港日本通運が当地のコンテナターミナルに隣接する自社倉庫と輸送サービス事業で、医薬品の適正な流通基準である「GDP認証」を取得したと発表した。発効日は9月30日。

香港は、海上・航空輸送における東南アジアにおけるハブ機能を持つとともに、科学技術の発展において重要な拠点だ。医薬品物流領域においては、2035年までに医薬産業イノベーション・モデルエリアの整備が予定されるなど、今後さらなるニーズの高まりが見込まれる。

香港日通はこうした動きを見据えて、自社倉庫内に2度から8度(冷蔵)と15度から25度(低温)の2温度帯の保管エリアを整備。保管業務と温度管理輸送サービスにおいて、医薬品企業をはじめとするサプライチェーンの高度化に対応する。

日本通運グループは、今後さらに高度化・多様化する医薬品輸送におけるサービスを拡充するとともに、今後も経営計画において医薬品領域を重点産業と位置付け、この分野における物流サービスを強化する取り組みを推進する。