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オランダ日本通運、医薬品の適正流通基準を取得

2021年12月2日 (木)

国際日本通運は2日、現地法人のオランダ日本通運がオランダ・スキポール空港近郊のスキポールトレードパーク内にある自社倉庫内において、医薬品の適正な流通基準であるGDP適合認証を取得したと発表した。

オランダは欧州でも最先端バイオテクノロジー企業の集積地の一つ。地理的・税務的優位性から、多くの医薬品メーカーが物流拠点を集約している。

欧州の輸出入ゲートウェイであるスキポール空港近郊の自社倉庫内に15度から25度の「定温」▽2度から8度の「冷蔵」▽マイナス15度からマイナス25度の「冷凍」――の3温度帯に対応可能な医薬品専用温調庫と専用トラックドックを完備することで、今後さらに拡大が予想される医薬品輸送を強化する。

日本通運は今回のGDP適合認証を契機として、高度化・多様化する医薬品の物流ニーズに対応するサービスを拡充するとともに、今後も経営計画において重点産業と位置付ける医薬品の取り組みを強化していく。

■施設概要
名称:オランダ日本通運 スキポール・エアポート・ロジスティクス・センター(NIPPON EXPRESS (NEDERLAND)B.V. SCHIPHOL AIRPORT LOGISTICS CENTRE)
住所:Contour Avenue 31, 2133 LD Hoofddorp, The Netherlands