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川崎汽船、タイグループの倉庫新設で高需要に対応

2021年11月17日 (水)

国際川崎汽船は17日、タイのグループ会社BANGKOK COLD STORAGE SERVICE(バンコク・コールド・ストレージ・サービス、BCS)とK LINE CONTAINER SERVICE(Thailand)(ケーライン・コンテナ・サービス・タイランド、KCST)の2社が、バンコク近郊のバンナー地区にそれぞれ倉庫を新設すると発表した。

これまで、BCSはテパラック地区とバンナー地区の2か所で計2棟の冷凍冷蔵倉庫を、KCSTはバンナー地区とアマタシティーチョンブリ地区、バンプラ地区の3か所で計10棟のドライ倉庫を運営してきた。このたび、拡大を続けるタイの物流需要や多様化する顧客ニーズに対応するため、新倉庫の建設を決めた。

BCS、KCSTの両社は、今回の新倉庫建設を契機として、30年以上にわたるタイでの倉庫事業の実績を踏まえた高品質な物流サービスを提供していく。

バンコク中心部をはじめ、東南アジアのハブ空港であるスワンナプーム国際空港やタイの主要港であるレムチャバン港といった物流拠点に近い立地条件を最大限に活かし、バンコクエリアにおける保管・運送のロジスティクス基地としての機能強化を図る。

▲建設予定地周辺地図(クリックで拡大、出所:川崎汽船)

■BCSの冷凍冷蔵倉庫の概要
所在地 :192 193 Moo 9, Bangna-Trad Km.19 Road, T.Bangchalong,A.Bangplee, Samutprakarn 10540
サービス開始:2023年5月
事業内容:冷凍・冷蔵貨物保管、食品加工、流通加工、梱包
床面積:7240平方メートル
貨物保管能力:8550トン

■KCSTの一般ドライ倉庫の概要
所在地:192 193 Moo 9, Bangna-Trad Km.19 Road, T. Bangchalong,
A.Bangplee, Samutprakarn 10540
サービス開始:2022年12月
事業内容:一般貨物保管、流通加工、梱包
床面積:1万2000平方メートル