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川崎汽船タイ現法、首都近郊のEC対応倉庫が稼働

2023年3月30日 (木)

国際川崎汽船は30日、タイのグループ会社ケイライン・コンテナサービス(KCST、K LINE CONTAINER SERVICE)が4月1日から、バンコク近郊のバンナー地区で新倉庫の営業を開始すると発表した。

新倉庫は延床面積1万638平方メートルで、バンコク市街地から30キロに位置する。EC(電子商取引)商品への対応を想定し、従来のパレットやケースごとではなく単品での商品出荷を迅速に行うため、天井高15メートルを活用した高層ラックを導入した。また、15メートル幅のひさしを設置した全天候型の貨物搬出入口を完備した。KCSTは既存倉庫で品質認証のISO4種を取得しており、新倉庫でも年内に取得するとしている。

▲ケイライン・コンテナサービスの新倉庫(出所:川崎汽船)

川崎汽船はタイで30年以上にわたり常温および冷凍冷蔵倉庫を運営しており、バンコク近郊や日系企業が集積する工業団地内、スワナプーム国際空港、主要港のレムチャバン港近くの好立地にそれぞれ倉庫を構えている。KCST管下の常温倉庫は、新倉庫も含めた総延床面積が5万8045平方メートルに及ぶ。

今回の新倉庫敷地内には、同じくグループ会社のバンコク・コールドストレージ・サービス(BCS、BANGKOK COLD STRAGE SERVICE)が冷凍冷蔵倉庫を新たに建設中だ。今夏に稼働予定で、これでBCSの冷凍冷蔵倉庫は総延床面積は1万7600平方メートルとなる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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