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物流倉庫向き大型システム建築商品、大和リース

2021年12月24日 (金)

産業・一般大和ハウスグループの大和リースは2022年1月4日から、大型システム建築商品ダイワスペースに、中柱のない大規模な空間を売りにした新商品「ダイワスペース WS(ダブルエス)」を追加し、販売を始める。スパン(柱間隔)が最大33メートルで、在来工法に比べて柱をスリム化して有効面積を最大限確保し、物流倉庫や工場などに適した設計となっている。

▲完成予想内観パース(出所:大和リース)

「ダイワスペースWS」は鉄骨ブレース構造で、システム建築の活用により自由設計のオーダーメイドを実現。さまざまな用途や敷地形状、設計条件に対応できる。商品は営業から企画、設計、製作、施行までワンストップで提供し、施設完成までの工程管理や品質管理を一元化。在来工法よりも設計と工事の両期間を短縮し、納期までの時間を早める。規格化した商品を自社工場で製作することで鉄骨量を軽減し、コスト面にも優位性を持たせた。販売目標は2022年度が100億円。

同社はEC(電子商取引)の市場拡大を受け、物流倉庫や工場の建設需要に応えるだけでなく、災害時の避難所として活用される体育館の建て替え需要も踏まえ、広いスペースが特長の商品を自社開発した。