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大和リース、大型車用スペース伴う自走式立体駐車場

2024年11月20日 (水)

ロジスティクス大和リース(大阪市中央区)は20日、大型車専用駐車スペースを備えた「物流課題対応型自走式立体駐車場」を開発し、全国で販売を開始したと発表した。この駐車場は、1階部分に大型車専用スペース、2階以上に普通乗用車専用スペースを設けたもの。

▲「物流課題対応型自走式立体駐車場」のイメージ(出所:大和リース)

トラックによる幹線輸送では、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)での駐車場不足が問題になっているが、同駐車場はこの問題を解決するために企画された。限られた敷地を効率的に利用し、駐車スペースを拡充することで物流施設やSA、倉庫、製造業など幅広い分野での活用を想定している。

▲屋内の積み替えスペースのイメージ

駐車場は1階を大型車専用、2階以上を普通乗用車専用として設計している。休憩所やシャワー室、トイレを備え、ドライバーの労働環境を改善することを目指している。また、洗車場や積み替えスペース、フォークリフト用スペースなどの多様な用途に対応する柔軟なレイアウトも可能。国土交通大臣認定駐車場として防火設備の要件緩和や建築確認申請の迅速化が可能となり、コスト削減にも寄与する。

モデルプランでは5階建ての構造で、1階に大型車11台分、2階から5階に普通乗用車140台分の駐車スペースを確保している。延床面積は6900平方メートルで、休憩施設やエレベーター、洗車スペースなどが標準装備されている。年間販売目標は50億円。

▲モデルプラン(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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