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四国三菱ふそう販売、徳島の店舗を移転・拡張

2022年1月6日 (木)

国内四国三菱ふそう販売(高松市)は5日、「阿南サービスセンター」を徳島県阿南市宝田町平岡から同市那須川町工地に移転し、新店舗での営業を始めた。

四国三菱ふそう販売は、三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)の特約販売会社。徳島県南部に位置し、四国地域で10拠点を構えて、阿南、小松島の2市、勝浦、那賀、海部の3郡を営業エリアとしている。近年、入車車両が増加していることを受け、工場が手狭になったほか、設備の老朽化対策のため移転を決定。2020年12月に新店舗の建設に向けて着工していた。

(出所:三菱ふそうトラック・バス)

新店舗は、主要幹線道路の国道55号沿いに立地しており、同社によると、近隣では唯一の商用車整備工場。敷地面積は8300平方メートルで、旧店舗よりも6倍程度広い。設備面では4柱リフトを2基、2柱リフトを3基、フロアリフトを1基設置。総ストール数を3から6に増やしたほか、洗車場も新設した。

整備工場内ではLED照明や冷暖房設備を取り入れ、従業員の働きやすい環境を整えた。太陽光パネルやバイオ処理システム設備も導入し、環境に配慮した店づくりを進める。

同センターは将来予想される南海トラフ巨大地震発生時、地域住民の一時避難所となっており、事務所棟は随時避難を受け入れられる構造とした。