大和ハウスがメトロと戦略提携、アジアで開発強化

荷主大和ハウス工業は12日、シンガポール証券取引所上場のメトロ・ホールディングスと戦略的提携に関する覚書を締結した、と発表した。

これにより、大和ハウスは今後、メトロHDの知見やネットワークを生かして日本とシンガポールを中心としたアジア太平洋地域で、物流施設、商業施設、住宅などの不動産投資・開発を検討する。

メトロHDは1957年に繊維商店として創業し、1973年にシンガポール証券取引所へ上場。現在はシンガポール、中国、インドネシア、英国、豪州で不動産、小売事業を展開している。

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大和ハウスとの関係では、同社がスポンサーと運用を担うシンガポールの不動産投資信託（Sリート）であるダイワハウス・ロジスティクス・トラストに4130万シンガポールドル（35億円、発行済投資口の7.65％相当）を出資している。