
(出所:日本通運)
調査・データNIPPON EXPRESSホールディングスが13日に発表した、日本通運の鉄道コンテナ取扱実績によると、2021年度の個数ベースでの累計実績は107万4187個で、前年度から5.4%減少した。
地区別では、中国・四国地方で微増(0.3%増)したのを除き、いずれも減少。最も減少幅が大きかったのは九州地区で、12.2%減となった。同地区は昨夏の大雨で山陽線が不通となった際に最も影響を受けた。
同年12月単月では、すべての地区を合計した実績は前年比4.3%減だった。地区別では、東北地区で返回送パレットが増加して6.2%増だったが、ほかの地区ではいずれも減少。なかでも九州地区では、機器関連や返回送パレットの減少が響き、20.7%減と大幅に減少した。