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日通鉄道コンテナ、大雨運休直撃し21%減少

2021年9月10日 (金)

ロジスティクス日本通運が10日発表した8月の鉄道コンテナ取扱実績は、秋雨前線の停滞に伴う大雨で山陽線や中央線で貨物列車が運休となった影響を受け、前年同月実績を21.4%下回る8万6184個となった。

対前年で増加となった地区はなく、特に山陽線の不通の影響が大きかった九州地区が前年同月実績より60.7%少ない3773個にとどまったほか、中部、中四国も2割以上の落ち込みを記録した。この影響により、上半期(4-9月)の累計実績は0.1%減と前年実績を割り込んだ。

8月は運休の影響のほかにも、北海道で農産物、東北で米・ビール、首都圏で清涼飲料水と食料工業品、中部で機器関連と返回送パレット、関西で清涼飲料水、中四国で返回送私有パレットと化学薬品、九州で機器関連と返回送パレット——がそれぞれ減少した。