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ダイヤ工業、上半身アシストスーツを一般販売へ

2022年1月18日 (火)

サービス・商品医療用品メーカーのダイヤ工業(岡山市南区)は18日、清水建設と共同開発したアシストスーツ「DARWING(ダーウィン)ワーキングアシストAS」が、開発者を支援しながら製品を購入するサービス「マクアケ」のプロジェクトで当初の目標金額を大きく上回ったことから、ことし2月にも一般販売を開始することを明らかにした。

ダーウィンワーキングアシストASは、腰と腕のサポートに特化した無電源のアシストスーツで、ゴムの伸縮を用いて作業者の負担を軽減する。雪かきや芝刈りなどのほか、腰の高さより高い位置で荷物を移動させる作業などに向いているという。

同社は、腰の高さより低い位置から持ち上げる作業に向く、「DARWING Hakobelude」(ダーウィンハコベルデ)や、「DARWING PA-Jacket」(ダーウィンPAジャケット)など、人工筋肉を用いたモデルも先行して販売しており、物流業界からの問い合わせも多い。担当者は「作業の内容や強度、アシストしてほしい部位に応じて製品を用意しているので、必要な製品を選んでいただきたい」と話す。

▲荷運びの際は腰や腕にかかる負担を軽減する(出所:ダイヤ工業)