ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

スマート物流EXPO開幕、製造・物流の5万人来場見込む

2022年1月19日 (水)

イベント物流向けシステムやロボット、マテハン機器などを紹介する「第1回スマート物流EXPO」が19日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。主に製造業を対象とする17の展示会が同時開催される中、今回が初開催となる「スマート物流EXPO」は、「第6回スマート工場EXPO」「第6回ロボデックス」とともに東7ホールに入り、53社がブースを構える。同ホール内で併催している「スマート工場EXPO」と「ロボデックス」にも物流関連の製品・サービスが展示されているため、製造業と物流業の来場者が、100社近い物流関連のブースを目掛けて各展示会を頻繁に行き来している様子が確認された。

スマート物流EXPOは、IoT、AI、ロボットなどの先端技術に特化した物流業界向けの展示会。主催者によると、「これまで製造業を対象とする展示会を開催してきたが、製造業の来場者から、物流の先端技術に関する出展を望む声が増えてきたことと、物流業界から製造・物流業界に対して先端技術をアピールする意欲が高まってきたことを受け、『スマート物流EXPO』の開催を決めた」という。

会場では、出展者が来場者に先進的な製品やサービスについて、デモンストレーションを交えながら紹介。倉庫の効率化に寄与するマテハン機器やロボットのほか、配車管理・運行管理の効率化を訴求するシステムの展示が目立つ。セミナー会場では、物流の自動化や倉庫内のAI活用など、「物流革新」をテーマとしたセミナーが行われており、その他の会場よりも多くの来場者が詰めかけている印象だ。

「スマート物流EXPO」を含む17の展示会の会期は21日までの3日間。主催者は全展示会で5万人の来場者を見込む。