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サマリー、社宅を対象とした宅配収納サービス展開

2022年1月19日 (水)

サービス・商品宅配収納サービスを展開するサマリー(東京都渋谷区)は19日、東急社宅マネジメント(東京都新宿区)と業務提携を結んだと発表した。東急社宅マネジメントが社宅管理代行業務を受託している企業の社宅入居者を対象に、サマリーの宅配収納サービス「サマリーポケット」の提供を始めた。

東急社宅マネジメントの手がける社宅管理代行事業は、企業における従業員の異動や入社に伴う賃貸住宅への入退去手配などの業務について、福利厚生担当者など企業の社宅管理担当者に代わって行うサービスだ。

社宅入居者は、単身・ファミリー世帯ともに転勤が多いことから、荷物の管理が課題になっている。両社は、その解決に向けて、賃貸住宅の限られた居住空間の有効利用を促すことで、さらなる福利厚生充実のサポートにつなげる取り組みを発案した。

サマリーポケットは、スマートフォンを操作することで荷物の預け入れから取り出しまでの作業を手がけることが可能。忙しいビジネスパーソンのニーズにも合致することから、サービス提供を開始することとした。社宅入居者は、専用ウェブサイトで申し込むことにより、サービスを優待価格で利用できる。

サマリーポケットは、荷物を専用ボックスに詰めて送ると空調・セキュリティを管理した専用倉庫で保管され、必要な時にウェブサイトまたはアプリケーションを介して依頼すると、自宅にいながら荷物を取り寄せることができる宅配収納サービス。荷主自らが足を運ぶ従来のトランクルームとは異なり、宅配便を活用することで、居住地域に関係なく預けた荷物を確認したいときも取り出したいときも、自宅にいながら操作が可能なのが特徴だ。

▲宅配収納「サマリーポケット」のサービスイメージ(出所:サマリー)

両社は、今回の業務提携を契機として、企業の福利厚生に宅配収納サービスという新しい価値を付加することで、暮らしの満足度を向上させるとともに、他業種との連携によるサービス展開を加速することで、新たなニーズ発掘につなげる。