
▲(左から)枝川和弘佐川急便東海支店長 、久保田崇掛川市長(出所:佐川急便)
国内SGホールディングスグループの佐川急便(京都市南区)はこのほど、静岡県掛川市との間で、災害発生時を想定した支援物資の受け入れや配送などに関する協定を締結した。18日に同市役所で締結式が行われた。
巨大地震や豪雨といった大規模な災害が起きた際、地域では支援物資の受け入れや配送が困難になることが予想される。このため協定では、同社と協力企業が、倉庫の提供や食料や生活必需品、避難所まで荷物を運ぶといった内容を盛り込んだ。
同社は「有事の際は円滑かつ確実に災害支援を行うとともに、平時から相互の連携強化を図り、万一の災害に備えていく」としている。
掛川市も19日、ホームページで同社との協定締結について発表した。支援物資の配送計画の策定や配送時の物資ニーズ情報の収集、荷役作業の実施や必要な人員、機材の提供などの概要について説明している。