
▲VTOL型ドローン「エアロボウイング」新モデル(出所:エアロセンス)
サービス・商品ドローン開発のエアロセンス(東京都北区)は18日、垂直離着陸型固定翼(VTOL)型ドローン「エアロボウイング」の新モデル(AS-VT02K)の受注を開始したと発表した。
「エアロボウイング」は2020年に国内初のVTOL型ドローンとして運用と発売を開始して以来、長距離・広域飛行の特徴を活かした砂防、ダム、河川、道路、線路などのインフラ点検、災害対策、測量、緊急物資物流など、さまざまな現場で利用され業務効率の効率化や作業員の安全性の確保等に貢献している。
新モデルの主な特徴としてIP43の防塵・防滴性能を備え、これまで飛行が不可だった雨天時(少雨)でも利用が可能となったほか、ペイロードカメラの交換を簡易にするための共通ハッチを採用することで静止画、動画、赤外線撮影に対応。また通信モジュール(オプション)を交換することで、国土交通省が整備する通信インフラ設備「Smart River Spot(SRS)」に対応した。さらに機体を二つのケースに分けコンパクト・軽量化したことで収納と運搬が容易になり、工具不要で簡単に組み立てが可能。飛行前の動作点検を自動化し、飛行時のフェールセーフ機能を強化したことで利便性や安全性能も大幅に向上した。また今後は第二種型式認証を取得し、レベル3.5飛行に対応する予定。
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