行政・団体SAF(持続可能な航空燃料)を使用した航空貨物輸送の利用促進を図るため、荷主企業に費用の一部を補助している東京都は16日、輸送の依頼を受け、補助の申請を行う貨物代理店を募集すると発表した。SAFを活用した航空貨物輸送によって発生する追加料金の一部を補助する制度で、今回が2回目の代理店募集となる。
都はSAFを使った航空貨物輸送の利用で脱炭素化に取り組む都内の荷主企業を、貨物代理店を通じて支援する「企業のScope3対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業」を実施している。
同事業では、SAFを活用した航空貨物輸送で発生する追加料金の一部を都が補助し、補助の申請は代理店が行う。補助の限度額は、大企業が追加料金の2分の1で限度額は400万、中小企業は全額補助で限度額は240万円となっている。支援対象期間は来年3月末までとなっている。
補助件数は大企業で45件、中小企業で225件を予定している。
代理店の募集は今月16日から来月1日までで、7月中旬に面接審査を行い、同月23日に補助金の交付先代理店を決定する。
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