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鉄建建設のMIRACR構法、大型施設も適応範囲に

2025年6月18日 (水)

拠点・施設鉄建建設(東京都千代田区)は18日、柱RC梁S混合構造の自社技術「MIRACR構法」について、新たに実施した構造実験データを基に適応範囲の拡大を申請し、日本建築総合試験所より建築技術性能証明を取得したことを発表した。また、これに併せて「MIRACR構法 設計施工指針」も改訂し、適応範囲を追加した。

これまでのMIRACR構法では、段差梁や偏心梁へ容易に適応できる技術として確立しておらず、また近年使用が増加している高強度材料に対応していないため、高層化・大スパン化した大規模建築物への適用が難しいことが課題となっていた。今回の証明取得に伴い、段差梁や偏心梁の設計方法、コンクリート、鉄筋、鋼材などの高強度材料の適用範囲拡大、高さ60メートル以下の建築物まで適応範囲が拡大された。

MIRACR構法は、柱RC梁S混合構造で物流倉庫などの建築物における工期短縮と施工費削減を目的に開発された技術である。今回の適用範囲拡大により高層化や大スパン化が進む大型物流施設への適用を図る。

MIRACR構法 概念図(出所:鉄建建設)

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LOGISTICS TODAY編集部
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