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JMU、省エネ技術生かした新型バルク船を引渡し

2022年1月20日 (木)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は19日、津事業所(津市)で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「SAKIZAYA XCEL」(サキザヤエクセル)をBENEFIT TRANSPORT S.A.(ベネフィットトランスポートエスエー、台湾)に引き渡したと発表した。

同船はパナマックスのバルクキャリアの次世代船として開発された「G-Series 80800 DWT型」の発展型となる「J-Series 82400 DWT型」の第9番船。船体は従来船にならいつつも、最新のNOx(窒素酸化物)排出規制などのルールに対応したうえで、JMU独自の省エネ技術を生かして軽貨重量の増加と燃費低減を両立した。

■「SAKIZAYA XCEL」の概要
全長:229メートル
幅:32.26メートル
深さ:20.2メートル
喫水:14.55メートル
載貨重量:8万2446トン
総トン数:4万4318トン
航海速力:14.5ノット
定員:25人
船籍:パナマ