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JR貨物、青函保守工事で一部の貨物列車を運休に

2022年1月24日 (月)

(イメージ)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は21日、青函トンネルを含む北海道新幹線との青函共用走行区間で、5月15日から7月24日までの日曜夜から月曜朝にかけて連続6時間の保守工事を実施するため、一部の貨物列車で運休または運行区間の変更を実施すると発表した。併せて、ことしのゴールデンウィーク(GW)期間中の一部日程で、青函トンネルを共用する北海道新幹線が高速走行することを受け、当該期間中の貨物列車の運転計画を変更する可能性があることを明らかにした。

保守工事による計画変更では、5月15日から6月26日までの日曜日に始発駅を出発する、隅田川駅(東京都荒川区)と札幌貨物ターミナル駅(札幌市白石区)を結ぶ「第3055列車」の全区間を運休。名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市中川区)と札幌貨物ターミナル駅を結ぶ「第96~1096~3087列車」「第3086~1097~97列車」では、川崎貨物駅(川崎市川崎区)・札幌貨物ターミナル駅間を運休、札幌貨物ターミナル駅と東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)を結ぶ「第3064列車」では、札幌貨物ターミナル駅・新座貨物ターミナル駅(埼玉県新座市)間を運休とする。

また、札幌貨物ターミナル駅と、百済貨物ターミナル駅(大阪市東住吉区)、隅田川駅、吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市・摂津市)、大阪貨物ターミナル駅(大阪府摂津市)を結ぶ一部列車で発着時刻の変更を行う。7月の運転計画については、5月中に改めて案内する。

北海道新幹線の高速走行に伴うゴールデンウィーク期間中の計画変更については、「必要な輸送力を確保するよう関係各所と調整を進めており」(JR貨物)、詳細な運転計画は3月中に改めて案内するとしている。