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トッパン・フォームズ、生物由来素材のラベル開発

2022年1月26日 (水)

環境・CSRトッパン・フォームズは26日、粘着剤に生物由来の素材を使用した環境配慮型のラベル製品「バイオマスラベル」の提供を始めると発表した。

冷蔵・冷凍の温度帯(マイナス20度以下)でも強い粘着力を維持することが可能で、冷凍食品などの低温管理が必要なシーンでも安心して使用できるのが特徴。運用に合わせてサイズやシート内のレイアウトを自由にカスタマイズすることができるため、物流以外にも幅広い用途に使える。

SDGsの中核的なテーマである地球環境問題を重視する機運が高まるなかで、環境経営や環境に配慮した製品づくりが求められている。しかし、物流などに使用されるラベルについては環境に配慮した素材を使った製品が少ないのが実情だ。

トッパン・フォームズは、物流業界をはじめさまざまな業界にバイオマスラベルを拡販することで、2025年度までに累計2億円の売り上げを目指す。さらに、25年度までにトッパン・フォームズの提供するラベル製品の4分の1を、生物由来の資源(バイオマス)を活用して品質や安全性が関連する法規や基準、規格に適合している環境商品について日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」対応製品へと切り替える目標を掲げる。

▲環境配慮型のラベル製品「バイオマスラベル」(出所:トッパン・フォームズ)