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トッパン・フォームズ、はがしやすくした新配送用ラベル

2016年10月12日 (水)

サービス・商品トッパン・フォームズ、はがしやすくした新配送用ラベルトッパン・フォームズは12日、従来よりもはがし口が開けやすく、はがした後の用紙の「丸まり状態」を軽減するなど機能向上を図った新タイプ配送用ラベル「EXフォーム Type-SL」を同日から販売開始すると発表した。

この製品では、ニス塗工パターンを改良し接着力を制御することで、1層目のはく離用紙の開封しやすさを向上させたほか、はがした後の用紙の丸まりを軽減させた。樹脂塗工で形成した透明なフィルム層で、ラベルをはがした際に透明フィルムが箱表面に残る構造とし、箱表面のデザインへ配慮した。

また、ラベル自動貼り付け機に対応。スリット部分に折れ曲がりを防止する独自加工を採用することで、装置トラブルを未然に防止できるようにした。

この製品は専用の製造ラインをトッパン・フォームズ東海の静岡工場内に構築し製造。同ラインでは箱との接着面となる2層目に樹脂塗工によるフィルム層の形成を行い、複数層を重ね合わせるラベルの生産工程をワンストップ化した。これにより、生産効率を大幅に向上させたほか、従来品に比べ2割程度コストを削減している。