国内佐川急便は27日、東京都武蔵野市、栃木県足利市との間で、それぞれ「災害発生時における緊急物資輸送等に関する協定書」を締結したと発表した。
いずれの協定も大規模な災害が起きた際、自治体側の支援物資の受け入れや配送を支援するもの。佐川急便と協力会社が所有している倉庫を提供するほか、支援物資の管理や避難所まで届ける業務をサポートする。
武蔵野市役所では1月26日、松野玲子市長と本田恵一・関東支店長が出席し締結式を行った。この日は足利市役所でも調印式を行い、早川尚秀市長と横田信之・北関東支店長が締結書にサインした。
佐川急便は、自社の物流関連インフラを活用することで災害時における各種活動を支援するための協定を、各地の自治体と締結している。