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播磨道全線開通、関西・山陰間の所要時間短縮へ

2022年2月14日 (月)

国内西日本高速道路(NEXCO西日本、大阪市北区)は10日、播磨自動車道の播磨新宮インターチェンジ(IC、兵庫県たつの市)・宍粟(しそう)ジャンクション(JCT、同県宍粟市)間(11.5キロ)をことし3月12日15時に開通させると発表した。

今回の開通により、鳥取自動車道(佐用JCT・鳥取IC間)を含めた中国横断自動車道姫路鳥取線が全線で開業することになり、関西と山陰の道路による連絡がしやすくなる。物流面でもより効率的なサービスの実現につながりそうだ。

播磨自動車道は、山陽自動車道と接続する播磨JCT(同県たつの市)・播磨新宮IC間が2003年に開業。中国自動車道と接続する宍粟JCTまでの延伸工事が進められていた。

(クリックで拡大、出所:西日本高速道路)

今回の開業により、山陽自動車道と中国自動車道が播磨自動車道経由でつながるほか、中国自動車道を経由して鳥取自動車道や米子自動車道とも結ばれることになる。関西の特に兵庫県西部と山陰との所要時間を短縮できることで、物流をはじめとする各種産業への交通面での効果が期待される。