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名糖運輸、岡山の低温物流施設が完成

2022年3月4日 (金)

拠点・施設チルド食品を中心に低温物流事業を展開する名糖運輸(東京都新宿区)の「岡山物流センター」(岡山市南区)がこのほど、完成した。鉄骨造り地上2階建てで、敷地面積は8316平方メートル、延床面積は4918平方メートル。新築した冷凍・冷蔵庫の温度帯は5度からマイナス22度に対応している。

自然対流に近い冷却器を採用し、騒音を少なくして倉庫内の作業者が快適に働くことができる作業環境を確保した。立地は国道2号線バイパス、山陽自動車道、瀬戸中央自動車道が通る早島インターチェンジへのアクセス性にも優れている。

設計、施工はハウスメーカーのライフデザイン・カバヤ(岡山市北区)。2021年5月に着工し、ことし2月に現地で竣工式が行われた。名糖運輸の矢田市郎社長は「高い効率性と地域に根差したサスティナブルな物流の確立を目指したい」と抱負を述べた。

ライフデザイン・カバヤは2017年、主力の住宅事業に加えて建築全般を手がける「特建事業」を開始。これまで倉庫や工場など20以上の案件を手がけている。同社の建築案件としては、延床面積は最大規模。

(出所:ライフデザイン・カバヤ)