関電、福井県3原発低レベル放射性物質を海上輸送

▲青栄丸の概要（出所：関西電力）

国内関西電力は11日、福井県にある高浜（高浜町）、大飯（おおい町）、美浜（美浜町）の3原子力発電所の低レベル放射性廃棄物について、青森県六ヶ所村の日本原燃低レベル放射性廃棄物埋設センターに海上で輸送すると発表した。

低レベル放射性廃棄物専用運搬船「青栄丸」が各原発に入港し、積み込み作業を行った後に出港する予定。各入港日は高浜が3月14日、大飯が16日、美浜が18日。それぞれ16日、18日、20日に出港するとしている。

専用コンテナの数量はそれぞれ95個、49個、70個で、原発の定期検査時の工事などで発生した低ベレル放射性廃棄物をドラム缶にセメントなどで均質に固めたものなどを輸送する。