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メディパルとHUHD、医療系物流で合弁契約締結

2022年3月25日 (金)

(イメージ)

メディカル医薬品卸売のメディパルホールディングス(メディパルHD)と臨床検査のH.U.グループホールディングス(HUHD)は24日、医療・ヘルスケア領域における物流合弁会社「メディスケット」をことし4月1日付で設立すると発表した。

新会社は埼玉県三郷市に本拠を置き、メディパルHD傘下のメディセオ(東京都中央区)取締役・若菜純氏が社長を務める。資本金は2500万円で、出資比率はメディパルHDが60%、HUHDが40%。

両社は2020年6月に医療・ヘルスケア領域における戦略的業務提携に合意し、受発注システムの共同利用や倉庫運営の合理化を通じ、メディカル物流プラットフォームの構築に努めてきた。近年の医療費抑制策や物流業界における人手不足の進行、ESG・SDGsの観点から環境負荷の少ない事業運営を求められることを契機に、両社の取り組みをより加速するため、新会社の設立に至った。

今後は9月末までに最終的な合弁契約を締結し、10月1日に新会社を稼働する。メディパルHDは医療用医薬品卸売の物流機能を、HUHDは臨床検査とその関連事業の物流機能を、順次新会社に移管する。