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大和ハウス、金沢物流センターの稼働開始

2022年4月4日 (月)

国内大和ハウスグループの大和物流(大阪市西区)は、石川県白山市で「金沢物流センター」を建設し、稼働を開始したと4日発表した。製造業者や流通・小売業者向けに、北陸エリアの物流拠点とする考えだ。

▲金沢物流センター外観(出所:大和物流)

発表によると、新施設は鉄骨造地上2階建て、延床面積2万3816平方メートル。各階の床荷重は1平方メートルあたり2.0トン。

2021年2月に着工、22年3月25日に完成、4月3日に稼働を開始。北陸自動車道「美川インターチェンジ」から2.0キロ、金沢港から15キロに立地し、JR北陸本線・加賀笠間駅にも2.0キロの距離だ。

1階には中央車路方式を採用し、天候に左右されることなく屋内で入出庫作業をすることが可能。また、環境に配慮し、屋上に1000キロワットの太陽光パネルを敷設。発電した電力を施設内で利用するほか、余剰電力は外部に売る。2023年度を目途に、施設運営に要する電力を100%再生可能エネルギーで賄う計画という。

大和物流は、すでに北陸エリアで5棟の物流センターを運営してきたが、各拠点とも満床が続き、物流需要増加への対応が難しくなっていた。

(出所:大和物流)

大和物流、石川で新たな物流センター着工