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大和ハウス、トーキン仙台事業所跡地で物流施設計画

2022年4月6日 (水)

(イメージ)

財務・人事大和ハウス工業は仙台市太白区で運営するマルチテナント型物流施設「DPL仙台長町」(仙台市太白区)の隣接地を、2024年に電子部品メーカーのトーキン(宮城県白石市)から買収する。新たな物流施設を建設する計画だ。物流拠点としての敷地面積を3.5倍に拡大し、東北エリアの物流サービス機能を一気に強化する。

トーキンは4日、仙台事業所での操業を2024年2月に終了し、跡地(敷地面積6万2626平方メートル)を大和ハウスに売却すると発表した。隣にあるDPL仙台長町の敷地(2万4280平方メートル)も同事業所の一部を大和ハウスが18年に買収したもの。それに続く土地取得で物流拠点としての合計面積は8万7000平方メートルとなる。DPL仙台長町は鉄筋3階建てだが、新設する施設の具体像について大和ハウスは明らかにしていない。購入金額も非公表。

トーキンによると、仙台事業所は1938年に操業を開始した同社創業の地。現在は研究開発や磁性材料などの製造を行っている。多くの建屋や設備が老朽化したため、機能を本社のある白石事業所に移すことにした。