ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トレードワルツ、金属資源貿易でカナダ企業と連携

2022年4月8日 (金)

ロジスティクス貿易情報連携プラットフォームを運営するトレードワルツ(東京都千代田区)は8日、MineHub Technologies(マインハブテクノロジーズ、カナダ)の金属資源貿易プラットフォーム「MineHub」(マインハブ)とのデジタル連携に向け、2社で協業すると発表した。金属資源の輸出・輸入国の手続きにおける電子化・効率化を推進することにより、日常生活を支える資源物流の停滞防止に寄与する。

(出所:トレードワルツ)

非資源国の日本では金属資源の多くを海外からの輸入に頼っていることから、資源輸出国との貿易手続きを簡略化することが滞りない物流の実現に必要だ。今回の協業は、日本における貿易手続きを完全電子化して業務効率化を実証している貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」(トレードワルツ)と、資源国を中心に普及し貿易手続きの30%を占める書類処理時間を削減するマインハブがデータ連携することにより、資源国と非資源国間の貿易においてさらなる業務効率化を図る狙いだ。

すでに両社は住友商事の協力のもと、住友商事の銅鉱石輸入取引を想定したデジタル化連携実証試験を実施しており、60%の業務効率化を達成する可能性を示唆する結果を得られたという。