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uprが小型軽量RFIDタグを開発、現場ニーズに対応

2022年4月15日 (金)

▲アクティブRFIDタグを小型軽量化したDXタグ(出所:ユーピーアール)

サービス・商品ユーピーアール(upr)は14日、物流機器などの在庫・入出庫管理システムに用いていたアクティブRFIDタグを小型化した「DXタグ」を開発したと発表した。実証実験を経て今秋に製品の提供を始める予定だ。

DXタグは、様々な用途に活用できるよう従来のアクティブRFIDタグを小型軽量化するとともに機能も追加。物流現場における各種業務をはじめ、固定資産の管理から児童の在校状況、畜産動物の所在確認など、目視不要で遠隔より管理可能となることから、様々なシーンで自動化・DX(デジタルトランスフォーメーション)化の促進に活用できるのが特徴だ。

ユーピーアールは物流用パレットのレンタル事業を運営するなかで、パレットの在庫・入出庫管理がリアルタイムで可能となるシステム「スマートパレット」を提供。アクティブRFIDタグを搭載したパレットと、電波を正確にキャッチする高性能の専用リーダー(受信機)を組み合わせた製品で、現在、アクティブRFIDタグは40万個が流通している。

スマートパレットの利用者から寄せられた、アクティブRFIDタグの小型化や装着の簡易化などの要望に対応。DXタグは、現行アクティブRFIDタグの小型軽量化と装着作業の簡易化を実現。用途に合わせて発信頻度を調整できる機能も追加したことで、従来以上に管理対象を拡大することも可能にした。