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郵便局、1年で86局減――需要減少などで

2022年4月18日 (月)

(イメージ)

調査・データ日本郵便は18日、2021年度末の郵便局数を発表した。営業中の郵便局は全国で2万3726局で、20年度末からの1年間で86局減った。

発表によると、直営局は2万50局(前年度末比20局減)、簡易局は3676局(同66局減)だった。

このうち直営局について増減の動きを原因・理由別にみると、郵便需要の減少などによる廃止が13局、区画整理や入居ビルの取り壊しなどによる閉鎖・廃止が25局あった。一方、新設が10局、営業再開が8局あった。

閉鎖した局の中には、新型コロナウイルスの影響による一時閉鎖9局も含む(3月31日時点で5営業日以上の閉鎖)。また、東京五輪・パラリンピックの選手村分室など短期設置2局は新設・廃止の両方にカウントした。

全国の郵便局数は、2012年10月に旧郵便局会社と旧郵便事業会社が統合して日本郵便となって以降では、507局減っている(直営局が126局減、簡易局が381局減)。