荷主ケミカル製品の海上・陸上輸送を手がける上野ロジケム(横浜市中区)は20日、新造アルコール運搬船「ベルフラワー」(509総トン)の進水式を4月6日に香川県丸亀市で行ったと発表した。7月から運航する予定だ。
新船は主に酒の原料や工業用のアルコールを運搬する船で、全長64.9メートル、タンク容量は1230立方メートル。乗組員の育成・確保を目的として船室8部屋を設置する。
興亜産業(丸亀市)の造船所で行われた式典には、荷主のメルシャン(東京都中野区)の役員も出席した。「ベルフラワー」はキキョウ科の植物で、メルシャンのワイナリーが長野県桔梗ヶ原にあることから命名されたという。