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大和物流、「DPL兵庫小野」内に物流拠点開設

2022年4月26日 (火)

▲兵庫小野物流センター外観(出所:大和物流)

拠点・施設大和物流(大阪市西区)は26日、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPL兵庫小野」の一部を貸借し、「兵庫小野物流センター」(兵庫県小野市)を開設したと発表した。同時に兵庫営業所(加東市)を閉鎖し、事務所機能を同センターに移設。同センターは兵庫エリアの主要物流拠点として稼働を開始している。

大和ハウス工業グループの一員である大和物流は、DPLシリーズの物流施設内に拠点を設けることで、機動力の高い事業運営を実現する狙いがある。

兵庫小野物流センターは地上2階建ての低床倉庫で、1・2階を合わせた延床面積は9381平方メートル。床荷重は1平方メートルあたり1.5トンで、3.5トンの貨物用エレベーターを2基備える。建物の両面にトラックバースを配備し、入出庫頻度が高く素早い荷さばきを要する通過型物流センターとしての運用も可能だ。

▲広域図(クリックで拡大、出所:大和物流)

山陽自動車道・三木小野インターチェンジ(IC)から4.3キロ、中国自動車道・滝野社ICから14キロに位置し、大阪市、神戸市内に1時間でアクセスが可能。中四国エリアに向けては、広島市と270キロ、松山市と300キロの距離にある。トラックドライバーの時間外労働の上限規制を踏まえ、高速道路を利用して1日で往復できる目安となる300キロ圏内に収めており、中四国エリアから出荷される貨物の中継地点としての活用にも適応する。

大和物流は、同センターを保管や流通加工機能を有する3PL拠点、関西方面の荷主企業向けの中継・2次配送拠点として運用し、幅広い物流ソリューションを展開していく。

■兵庫小野物流センター概要

▲地図(クリックで拡大、出所:大和物流)

所在地:兵庫県小野市池尻町字打越629-67
延床面積:9381平方メートル
構造:鉄骨造地上2階建て、低床式
床荷重:1平方メートルあたり1.5トン
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.5トン)
アクセス:山陽自動車道・三木小野ICから4.3キロ、中国自動車道・滝野社ICから14キロ、神戸電鉄粟生線・市場駅から2キロ
稼働開始:2022年4月15日