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プロロジス草加が完成、3社入居し満床で稼働へ

2022年4月27日 (水)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は27日、埼玉県草加市で2020年11月から建設していたマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」の竣工式を行ったと発表した。すでに入居予定企業と賃貸契約を交わしており、近く満床で稼働を開始する。

▲「プロロジスパーク草加」外観(出所:プロロジス)

入居するのは、日本通運、医薬品販売のスズケン、スーパーのヤオコーの3社。竣工式には、プロロジスの山田御酒会長兼CEOや同市の浅井昌志市長、入居予定企業や清水建設のトップらが出席した。

同施設は、鉄筋コンクリート造4階建て、延床面積15万平方メートル(敷地面積7万平方メートル)。東京中心部まで20キロ、東京外環自動車道と国道4号バイパス(東埼玉道路)の結節点近くに位置し、外環道草加インターチェンジ(IC)とは7キロ、外環三郷西ICとも5キロと近い。周辺は、埼玉県企業局が整備した食品関連の産業団地「草加柿木フーズサイト」だ。

同施設は、地域の防災拠点にも位置付けられ、免震構造や非常用発電機、燃料貯蔵の大型オイルタンクを設置。貯水槽には30日分のトイレ用水を確保する。竣工式に合わせ、草加市と災害時の施設提供協定を締結した。自家用車での避難者のため、屋上駐車場とカフェテリアやトイレなどの共用部を提供する。