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横浜冷凍9月期、入出庫増で通期業績を上方修正

2022年5月12日 (木)

財務・人事横浜冷凍は12日、2022年9月期の通期連結業績予想を修正すると発表した。21年11月12日公表の前回予想数値について、売上高を1070億円から1098億円に、営業利益を37億円から47億円に、経常利益を41億円から54億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を28億円から36億円にそれぞれ上方修正した。

冷蔵倉庫事業で入庫量と出庫量が回復傾向にあり取り扱いが順調に推移。食品販売事業も、主に水産品で国内外ともに予想を上回る収益を見込めると判断。業績に与える影響について見直した結果、前回の公表数値を大きく上回る見込みとなったことから、業績予想の上方修正に踏み切った。

新型コロナウイルス感染拡大などを契機とした消費スタイルの多様化で食品の宅配ニーズが高まるなかで、低温物流に対する社会要請が強まる傾向にある。今回の横浜冷凍の業績上方修正も、こうした事情が背景にありそうだ。