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東洋埠頭が出光などと係争に、支店火災の延焼で

2022年5月24日 (火)

(イメージ)

国内東洋埠頭は24日、同社川崎支店(川崎市川崎区)で2019年に発生した火災をめぐり、延焼施設の事業者と所有者から損害賠償請求の訴えを起こされたと発表した。

この火災は19年4月16日に支店構内で発生し、近隣施設に延焼した。これに対し、延焼した施設で発電事業を行なっている京浜バイオマスパワー(同区)と、発電施設の所有者である出光興産が、ことし3月28日付で東洋埠頭を相手取り損害賠償請求訴訟を提起した。請求金額はバイオマスパワーが37億9423万8105円、出光興産が2億6486万7975円。

東洋埠頭は「事実関係の認識などに相違があるため、訴状の内容を精査のうえ適切に対処する」としている。訴訟の推移によるが、同社の経営成績に影響を及ぼす可能性があるとした。