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行政・団体国土交通省は26日、いすゞ自動車から大型トラック「ギガ」についてリコールの届け出があったと発表した。27日にリコールを開始する。
不具合があったのは電気装置の制御用リレー。キーONリレーおよびECMリレーの耐久性が不十分なため、リレー内部の樹脂製ボビンが熱により収縮することでコイルとの間に隙間が生じるものがあり、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等によりコイル線が断線し、エンジンストールに至るおそれがある。これまで26件の不具合が確認されているが、事故は起きていない。
対象となるギガは、2015年10月5日からことし1月13日までに製造された計7万2617台。使用者にはダイレクトメールか直接訪問での通知、特定整備事業者などには日本自動車整備振興会連合会(JASPA)の機関紙に掲載して周知する。いすゞのホームページにも掲載する。