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UDトラックス、大・中型トラック1万台リコール、火災4件

2015年2月5日 (木)

行政・団体UDトラックスは5日、同社製大型トラック「クオン」や中型トラック「コンドル」などで走行装置のハブベアリングに不具合が見つかったとして、国土交通省にリコールの届出を行った。国交省の発表によると、この不具合でこれまでに火災事故が4件発生し、不具合件数も22件が確認されている。

リコール対象は昨年2月18日から12月25日までに製造されたクオン、コンドルと日野自動車、いすゞ自動車に供給している除雪車両合わせて1万704台。

内側ハブベアリングのグリース充てん量が不足しているものがあり、不足したままの状態で使用を続けると潤滑不良になり、最悪の場合、走行不能や火災事故に至るおそれがある。

UDトラックスは同日、2004年6月18日から11年9月6日に製造したコンドル1602台でも、終減速機用フランジ(動力伝達装置)の不具合があったとしてリコールを届けている。この不具合もこれまでに2件が確認されており、最悪の場合は走行不能に陥るおそれがある。