ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、ダボス会議で海運の脱炭素化を表明

2022年5月27日 (金)

環境・CSR商船三井は26日、世界経済フォーラムが主催する年次総会(ダボス会議)で、脱炭素技術の需要喚起活動を展開するイニシアチブであるファースト・ムーバーズ・コアリション(FMC)に日本企業として初めて参画したと発表した。

FMCは「2050年ネットゼロ・エミッション」を達成するために必要な技術を市場に投入してコスト競争力を高めていくため、各国政府と世界の主要グローバル企業が協力するプラットフォームだ。

今回のダボス会議内で5月23日にGlobal Maritime ForumとYara Internationalが主催したセッションに商船三井の橋本剛社長がパネリストとして参加。サプライチェーンを形成するパートナーとともにクリーン代替燃料を積極的に導入し、海運ビジネスにおける脱炭素化に取り組むことを改めて表明した。

▲ダボス会議の様子。右から2人目が商船三井の橋本剛社長(出所:商船三井)

商船三井は持続可能な社会を実現するための道標として「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」を2021年6月に策定。日本の海運会社の先駆けとして、クリーン代替燃料の導入、ネガティブ・エミッションの普及・促進などに取り組み、ネットゼロ・エミッションを実現していく意思を明確化している。今回のダボス会議における橋本社長の登壇を契機として、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献する取り組みを推進していく。