商船三井、夏季ダボス会議に参加し橋本社長が登壇

国際商船三井は5日、世界経済フォーラムが、2023年6月27日～29日に中国・天津で開催した「Annual Meeting of the New Champions（通称：夏季ダボス会議）」に参加したと発表した。橋本剛社長、安藤美和子・執行役員 、徳元仙治・中国国代表・理事が出席した。

▲夏季ダボス会議の様子（右から2番目が橋本社長、出所：商船三井）

夏季ダボス会議は、アジアを中心とした世界の経済界、政界、学術界のリーダー達が集結し、様々なグローバル課題の解決に向け、集中的に議論を行う国際会議。毎年1月にスイス・ダボスにて開催されるWEF年次総会（通称：ダボス会議）に次ぐ規模になる。

今回は4年ぶりに開催され、国際機関や企業から1500人を超える参加者が集まり、気候変動問題の対応やコロナ後の消費行動などのテーマで議論を交わした。

橋本社長は、6月27日に開催された「Navigating the Climate-Trade Nexus」のセッションにパネリストとして登壇した。

セッションでは、各国主導で行うグリーン産業活性化を目的とした法律が引き起こす摩擦やビジネスチャンスを背景に、世界のステークホルダーが気候変動と貿易の結びつきにどのようにアプローチすべきなのかなどのテーマで議論が交わされた。

橋本社長は、「環境負荷の低いクリーンなサプライチェーンを構築するために、企業間連携、各国政府との連携が重要」と述べ、パートナーとともに連携し、海運の脱炭素化に貢献していくことを改めて表明した。また、セッションの中に設けられているフリーディスカッションで、聴衆と活発な議論を交わした。

商船三井は、これまでも世界経済フォーラムに参加し、会議で提言、設立された枠組みなどに参画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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