シーネット｢関西物流展｣初参加、WMSなど訴求

荷主シーネット（千葉県船橋市）は30日、大阪市住之江区のインテックス大阪で6月22日から3日間開催される「第3回関西物流展」に初参加すると発表した。「物流DX早期実現」をテーマに、WMS（倉庫管理システム）をはじめとする物流ソリューションを展示する。

関西物流展は、関西圏を中心とする西日本エリアに拠点を置く物流関連の企業・団体を中心に、様々な課題の抽出・解決を図るための先進機器・システムの開発などの取り組みを訴求する見本市。シーネットが西日本エリアでの見本市に参加するのは初めてだ。

（イメージ）

関東地盤のシーネットは、2020年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、西日本など遠方での営業活動に支障が発生。特に物流関連企業が多く立地する関西圏など西日本エリアでの商品訴求に頭を悩ませていた。関西物流展への参加により、こうした西日本エリアの企業関係者にWMSを中心とする製品を直接紹介することで、ビジネス機会のさらなる獲得につなげる狙いだ。

シーネットは関西物流展で、物流DX（デジタルトランスフォーメーション）の早期実現をテーマに、WMSやAI-OCR（画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する光学文字認識機能）、音声認識システムを展示。短期間でのDX化の基盤作りを提案するコンセプトを掲げる。

出展ブースは、21年の「国際物流総合展2021 INNOVATION EXPO」で好評だったソリューションを厳選し、よりわかりやすい形で紹介。短時間で説明できるブース作りを目指し、訴求力をさらに高める工夫を施した。デモンストレーションも充実し、体感型の出展空間の演出に注力する。

ブースでは、クラウド型倉庫管理システム「ci.Himalayas/R2」やAI-OCRサービス「@YOMU」、音声認識システム「LISWORK」を中心に披露。紛失対策ソリューション「カギ束locaTor」も並べる。

■シーネット出展概要
日時：2022年6月22日（水）から24日（金）、10時から17時まで（最終日のみ16時まで）
出展ブース：B10-55
シーネット出展詳細ページ：https://www.cross-docking.com/news/kansai-logix/

■プレゼンセミナーの概要
テーマ：クラウド型WMSで物流DXを早期実現！WMS活用法と成功事例～スモールスタートでここまでできる業務改善～
日時：2022年6月24日（金）12時40分から13時10分まで
会場：B2