
▲CEIVファーマ認証マーク
認証・表彰阪急阪神エクスプレスはこのほど、関西国際空港で国際航空運送協会(IATA)が推進する医薬品国際輸送の品質認証プログラム「CEIVファーマ」の再認証を取得したと発表した。3年前に取得した初回の認証から施設面で適用範囲が拡大した。
同社は関西エアポート(大阪府泉佐野市)が認証取得のために主導した「KIXファーマコミュニティ」に2017年8月に参画した「1期生」6社のうちの1社で、19年6月1日付で最初の認証を取得していた。3年経過後の再認証にあたり、 適用範囲に同社の大阪カーゴターミナル(HOCT=Hankyu Hanshin Osaka Cargo Terminal、大阪市住之江区)内の保冷施設を含めて再審査を受け、2度目の認証を6月1日付で得た。これにより、関西空港とHOCTの連続した温湿度管理輸送が可能になったという。
CEIVファーマは、IATAが医薬品流通過程の品質を保証する物流基準(GDP)に適合する輸送品質認証で、関西空港では国際航空輸送事業各社がKIXファーマコミュニティに参画して取得に取り組んでいる。