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関空での医薬品輸送認証、日立物流系が取得

2022年6月21日 (火)

▲CEIVファーマ認証(出所:日立物流)

認証・表彰日立物流バンテックフォワーディング(東京都中央区)は20日、関西国際空港で国際航空運送協会(IATA)が推進する医薬品国際輸送の品質認証プログラム「CEIVファーマ」の認証を6月9日付で取得したと発表した。成田空港に続く取得となった。認証取得により、関空での医薬品の取り扱いが可能になる。

関空でのIATA認証を巡り、物流事業者は空港運営会社の関西エアポート(大阪府泉佐野市)が主導する「KIXファーマコミュニティ」に参画することを通じて取得を行っている。コミュニティ参加企業は現在10社で、日立物流バンテックフォワーディングは2020年12月から同コミュニティーに参画し、関空発着の医薬品温度管理輸送での高品質なサプライチェーン構築に取り組んできた。

成田空港での同認証も2021年3月12日付で取得済み。同社は東西の主要空港での認証をクリアしたことになり、医薬品輸送事業に弾みをつけたい考えだ。 同社は「世界基準をクリアした品質の高い医薬品輸送が出来る事業者として、安全・安心な輸送の実現を目指してサービス拡充に努める」とコメントしている。