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日東物流の菅原社長が淑徳大学で「物流の問題」講義

2022年6月29日 (水)

▲淑徳大学で物流問題について講義する日東物流代表取締役・菅原拓也氏(出所:日東物流)

環境・CSR冷凍・チルド帯食品を中心とした運送事業を展開する日東物流(千葉県四街道市)は28日、淑徳大学(千葉市中央区)と産学連携授業を実施したと発表した。日東物流の菅原拓也・代表取締役がコミュニティ政策学部の学生を対象に、物流業界の課題を共に考える講義を行った。

日東物流は、同じ千葉県に本部を構えて共生社会の創出を目指して様々な分野で活躍する共生実践人材の育成を図る淑徳大学の精神に賛同し、産学連携授業が実現。矢尾板俊平教授の「コミュニティ研究I」で、「物流の問題を、みんなで考えてみよう」をテーマに講義を実施した。

初めて物流業界の現実と問題を知った学生からは「物流は作られたものを運ぶだけのイメージだったが、血液のように止まったら大変な物だと痛感した」「当たり前のように買っている物の裏には大変な努力をしてくれている方々がいることが分かり、感謝の気持ちが芽生えた」などの感想が寄せられるなど、物流のあり方について真剣に考える姿が見られた。

菅原代表取締役は「物流事業がエッセンシャルワークと言われるものの、物流の問題に対する社会的関心はまだまだ低いと感じている。今回の産学連携の取り組みを通して物流の問題を社会の問題として、さらに『自分の問題』として広く認識してもらう契機とし、次の世代とともに、より良い社会を創り上げていくための一歩と出来たことを、本当にうれしく思う」と成果を語った上で、「これからも『ミライを、人で、つなぐ』を胸に、世代を超えて様々な繋がりを生み出し、物流業界の問題解決に取り組んでいく」と強調した。